半夏雨・・・7月2日。

なんと綺麗な言葉だろう。
半夏生の日に降る雨を、「半夏雨」、か。
図書館は涼しいのは心地よいが
子供の泣き声や、話し声。
無味乾燥の着メロ攻撃・・・。
本を借りて屋外のベンチで読むことにした。
今日も蒸し暑い。
「半夏生」、をインターネットで調べていたら、
「大阪では蛸を、讃岐ではうどんを、福井では鯖を食する」、とある。
うどんは、昼に卵を落として食ったし
よーし、今日は、
「半夏生、食の三都物語や~」。
あーあ、オリジナリティも、品もない。台無しだ。
・・・。
「鯖の塩焼き、焼き立てでございます」
惣菜屋のお姉さんの声に誘われて。
きゅうりと若布の酢の物もついでに買ってしまった。
蛸か・・・。美味い唐揚げが食べたいと思ったが
鯖と酢の物で本日の予算を使い果たし、
昼つかった饂飩だしの残りを温め、冷凍たこ焼きを浮かべてみた。
うどん、焼きそば、中華そばの繰り返しの食生活で
たまに米を洗って炊いてみると、
その味の豊かさに感動する。
おかずは殆ど買ってきたものだが
なぜか、きちんと食べた、という実感が湧いた。
産地の恵みに感謝する日・・・。
「半夏生」、私の中ではそう解釈した。
今日の一冊。
![]() |
鎖国してはならない (講談社文庫) 著者:大江 健三郎 |
日本の歴史の中で使われてきたいろいろな言葉には
教科書や受験の中で教わってきただけでない、もっともっと深い意味があります。
たとえば使われた背景であったり、広めようとした人たちの真の意図であったり。
それを講演や、文章を通して伝えてくれている。
活字の苦手な私にとっては、今更ながら、文学への素晴らしい入門書となり、
自分が末席の、その隅を汚してきた
「話して伝える」、という仕事の貴さ、奥深さを
改めて痛感させていただきました。
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