裸のツッコミ。
おかしい。全然ウケへん・・・。
それどころか、お客さんの目が点になっている。
舞台の上で私は焦っていた。
役者になりたい、と言って前の相方が去って3か月
事務所にお願いして探してもらった最高の相方。
「・・・きみの新しい相方や。」
って、誰もおらへんやん。
「ええか。彼はまだ無名だが、笑いのセンスはええもん持っとる。
ただ、彼の姿は、毎日一生懸命芸を磨いてる人間にしか見えん。
見えてるよな・・・見えへんのか?」
見、見えてます。
「よーし。でもなぁ。今ちゃんと見えてても、一瞬でもきみが気ぃ抜いたら
見えへんようになるからな。へっへっへっ・・・」
無事に・・・無事、だったんだろうか。
10日間の舞台が終わった。
ギャラも、ちゃんと相方と折半で振り込まれた。
ただ・・・ひとつも笑いが取れなかったってのは
漫才師としてはいかがなものかと・・・。
そう言えば、8日目くらいに、相方と劇場の出口で別れた後
楽屋に忘れ物を取りに戻ったら、他の芸人がひそひそ話してた。
「あいつ、あれで面白いと思ってるわけ?
ずっと舞台で、一人で、見えない相手に向かって
”んなアホな” だの、”何でやねん” だの・・・」
あいつらにはうちの相方が見えへんねん・・・
まさか・・・。
しばらく、そんなことが続いた、ある日。
「すいません、アメリカ行こうと思います・・・」
そう言って、私は事務所を離れた・・・
「半年か・・・長かったな。」
「しぶとかったですね、でもリストラ成功やないですか」
「彼には悪いことしたが…なかなか芽の出ない芸人とずっと契約できるような
余裕のある状態やないからなぁ、うちの会社も。」
「彼ならどこの世界行っても大丈夫ですよ。
見えない相手と漫才やってたんですから。
きっと、空気は上手に読めるでしょう。・・・」
おあとがよろしいようで・・・。
ブログネタ: 【落書き】漫才の相方を描いてあげてください
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コメント
きのうDiginamidaが、劇場は落書きするはずだった。
だけど、Diginamidaが楽屋成功するつもりだった。
でも、リストラされた。
でも、Diginamidaは、お願いしないです。
投稿: BlogPetのDiginamida | 2009年10月 8日 (木) 14時33分