ペット

2008年2月19日 (火)

いぬの気持ち。

 フラワータウン線。三田。
実家に帰った時のこと。
もう10年くらいかな、小型の室内犬を飼っている。
アニマルセラピーって言葉が流行った頃に、
赤ちゃんで我が家にもらわれてきて。
物忘れが進む祖母のそばにいてくれた。
namidaが両親と喧嘩をして、半年以上家を飛び出したときも
ペットとして癒してくれていた・・・らしい。
彼が、近ごろ。
夜中、namidaの寝室に、入ってくるようになった。
それがね、
何かを、伝えたいらしいんだ。
テレビ見てても、手足ばたばたさせて
注意を引こうとしてくる。
「どうした?」って聞いても、
ちょこんと座ってるだけで
ソフトバンクのCMの「お父さん」みたいに
会話できるわけじゃないが、
人間の家庭で長く生きてると、
いろんな事が見えてくるようで。
たぶん。
お前、いい加減、しっかりせえよ、って。
この家、帰って来て、親と暮らしたらどうやねん、って。
それだけ、心配かけて、いやな思いをさせているんだよ、って。
怒らない両親に、甘えてはだめだと。
 
・・・何もかも失っても、あしたはまたやってくる。
犬は何にも言わないが、気力を失いかけた生き物(私)に、
「それではだめだ」、と、いつになく真剣なまなざしで
訴えかけているかのようだった。
帰り際。
彼は階段を下りてきて、私と目線の合うところで止まり、
もう一度、視線で何かを訴えかけてきた。
「大丈夫。お父ちゃんとお母ちゃんのこと、頼むで。」
一言声をかけて、駅へ急いだ。
給料入ったら、うまいもんでも・・・、必ず。
おつかれっす。
 
  
 

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